愛犬の熱中症、今から注意！！
最近、暑い日が続くようになってきましたね。
このような時期に気をつけなければならないのは、やはり熱中症です。
特に人間よりも犬の方が熱中症にかかる危険性があります。
犬は、汗腺が足の裏の肉球など限られた部位にしかないため、
人間のように全身で汗をかくことができません。
その為、人間には少し暑いかなと感じる程度でもかなりの負担となります。
そこで熱中症から愛犬を守る為に
気を付けなければならない注意点と対応をご紹介します。
【熱中症予防の注意点】
・車内で留守番させる時
犬の熱中症の原因でもっとも多いのが、車内での留守番です。
日差しの強い駐車場で、エアコンをつけずに停車した車内は、
熱がこもり温度が急上昇します。
そのような車内では、たった数分で熱中症になってしまうことがあります。
エアコンを付けておけば安心ですが
エンジンを切ってエアコンを付けるとすぐにバッテリーがあがるかもしれません。
そこで車のカギを二つ用意して車のドアをロックしてから
エンジンとエアコンを切らないでおくのがオススメです。
・お散歩をする時
日中のお散歩も、しばしば熱中症の原因となります。
地面近くを歩く犬は照り返しによる放射熱を受けやすく、
一緒に歩く人間の想像以上に暑さの影響を受けます。
なので、お散歩は涼しい時間帯を選んだり
日陰を歩いてあげることが大切です。
【熱中症になってしまったときの対応】
まずは体を冷やします。
体を冷やさないまま病院へ行くのは症状を悪化させ非常に危険です。
全身に水をかけ、意識があって水が飲めるようであれば好きなだけ飲ませ、
氷や保冷剤などを頭部と動脈のある頸部にあて冷やします。
この間に獣医さんに連絡をとり、指示に従いましょう。
内臓にダメージを受けている場合もありますので、
回復が早かったとしても必ず診察を受けてください。
ペットの熱中症を予防するには、とにかく「犬の気持ち」になることです。
犬たちは人間よりも数段暑さに弱いことを念頭において
これからの暑い季節を乗り切ってください。
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